【帰宅重視イベントレポート】オモコロイベントに行って、帰りました。
もう書くことがないのでイベントレポートを書きます。
オモコロというサイトがある。
昔から好きでよく見ていたのだが、イベントが東京にあるため一回もオモコロ主催のイベントに行けていなかった。今はせっかく東京にいるわけだし、オモコロ主催のイベントに行ってみました。楽しかったです。
その後、特にオモコロには関係ないものの「出演者の知り合いですよ?」みたいな顔をして本物の出演者の知り合いの横に静かに立っていたらまんまと打ち上げに参加できました。
なんとかバレずに打ち上げが終了したのが午前0時頃。
わたしが普段活用している京急線にはギリギリで間に合わなかった。
①帰宅開始
さあ、どうやって帰宅する?これまた問題に上がった点が私が住む地域は京急線意外に泊りそうもない場所にある。要するに田舎なのだった。
そこで私は考えた。「グーグルマップを見ていちばん近い駅に降りてみよう・・・。」と。
考えが浅はかであることは百も承知だ。
しかし部外者なのに参加している打ち上げが、思った以上に私の精神をむしばんでいたにちがいない。
②山の手線に乗り込む
愛知県出身の私がかねてより憧れていた山手線。
新宿から品川への道のりは遠く険しかった。
平日ど真ん中の深夜帯に新宿駅にはびこる人、人、人。人の波は絶えることなく改札口へと吸い込まれていく。
人ごみに酔いながら、山手線外回りのホームを探す。
しかし、うわさ通り新宿駅は魔窟であった。
詳しい数は知らないがおよそ20は種類のある線がひしめく新宿駅では山手線を探すのにも一苦労だった。何度もお母さんの顔が脳裏にフラッシュバックし、実家に帰ろうとバスタ新宿へ向かう足を何度も引き止めなければならなかった。
無事、お目当ての電車に乗れたときはクタクタという擬音が私の方からにゅるりにゅるりと這い出ているように思えた。
「田舎者が無理をしてイベントに行くものではないな・・・」。
楽しいイベントの思い出は疲労の泥で汚されていった・・・。
③初めまして、京急東北線
なんとか品川についた。
品川も広い駅だ。
初めて東京に住むことになり新幹線から降り立った時の品川駅の天井の広さ、広告に使われているテレビの多さに感動を覚えたことを今でも思い出す。
そりゃそうだ、2か月前の事だからな。
この時点でふくらはぎはパンパンだ。
イベントの場所を探す前に腹ごしらえをと500円を握りしめて安飯を新宿歌舞伎町で探し回っていたことがここにきて仇となったか(結局、日高屋でぎょうざを食べた。おいしかった。)
わたしは日ごろの不摂生とひきこもり癖がたたってか30分以上歩くとふくらはぎが、45分以上歩くと膝が悲鳴を上げていき、最終的にはなぜか頭痛が発生する。
人体の不思議は身近なところに存在していたのだった。
すでに膝は悲鳴を上げ始めている、急いで帰宅せねば。
京浜東北線に乗ってからの記憶は覚えていない。京浜東北線が初めてで人見知りの私が緊張していたことと、打ち上げの場で部外者だと悟られないようにあえてビールをしこたま飲んだことが原因ではないかと推測している。
一つ覚えているのは、吊り革に両手で掴まりながらバナナのような体勢をとり熟睡をする窓に映った自分の姿だけだ。
俺はこんなことするために東京に来たのではない。
④大人の階段
自分の最寄駅から徒歩で30分ほどの駅に着いた。自宅まで1時間も歩けばつくだろう。
しかし時刻はすでに午前1時を迎えようとしている。明日も仕事だ・・・。私は自慢ではないが9時間寝ないとその日一日はひどい頭痛に見舞われるのだった。
すでに足の疲れからくる頭痛を引き起こしている。これではまともに歩けない。
【・・・そうだ、タクシーを使おう・・・。】
そう、わたしももう立派な社会人。所得にまみれる汚い大人なのだ。
いままでせこせこと歩いてきたが、金を持ったが吉日。豪族は豪族なりに金を使って移動しなければならない。
まずはタクシーの選別だ。ざっと見た感じ、初乗り720円のところが多い。
ここは節約したいところ、いくつか止まっているタクシーを見てみよう。
720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・720・・・
720円ばっかりじゃねえか!ふざけんな!
かたあげポテト何袋買えると思ってんだ!ちくしょう!乗ってやるよ!
住所を告げるとほがらかな顔をしたタクシーの運転手はゆっくりとアクセルを踏み出した。
「本当に自動で扉が開くんだなぁ・・・」
最初、助手席に座ろうとして怪訝な顔をされた後部座席の私は、いま、自分がタクシーに乗っていることに感動を隠せない。
程よく心地よい座席のシート、耳触りの良い運転手の咳払い。緑に光る【割増】という文字・・・・。
【割増】!?!?
おいなんだそれ聞いてねえぞ!
それに気づいた瞬間、メーターの数字が目に入った。
【980円】
なんてことだ、こんな、こんなすぐにメーターって上がるのか・・・。
なんとか、千円に抑えたい。つぎのメーターが上がった時が勝負だ。
タクシーの運転手と私、静かな攻防が狭い室内で始まった。
わたしは自分の膝と綿密な会議をし、最寄駅と最寄駅の一つ隣の駅の中間までくればなんとか徒歩で帰ることができると判断した。
頼む・・・。まだ上がってくれるな・・・。頼むぞ・・・。
景色が見慣れたものになっていく。
赤信号で止まった。
この時間は、メーターに、加算されるのだろうか・・・。
どうしようもない不安で、緩やかになっていた頭痛が再発する。
ピッ
!
来た!止めてくれ運転手さん!
なんとか被害は最小限に収めることができた。
せいぜい1050円程度だろう・・・。
運転手「1340円です。」
マジかよ・・・・。
割増って・・・・マジかよ・・・・。
それからの記憶はなく、朝起きると、タクシーの領収書だけがテーブルの上に誇らしげに横たわっていた。