しゅどんどんずんどこブログ

書いちゃうよ~!

山梨にいった

仕事で山梨にいった。

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当日の朝に、山梨行けと言われ、「ハイ、イキマス」と答えたからいった。

 

先輩と2人で高速に乗り込み、約3時間の道のりだ。道中では我々の営業エリアで最も効率の良いカブトムシの採取方法を教わった。大きなクヌギがある場所なら、いつでも俺に聞け。と話す先輩の横顔は、頼もしかった。

 

山梨にいってやることは

まずお客さんに謝って、そして、重たい荷物を持つ。

その後しばらく重たい荷物を運び、重たい荷物を降ろす。

 

それを昼ごはんも食べずに5時間繰り返す。

 

不思議な仕事だ。

 

総合職といったものの、こういった仕事も入ってくるのか。広すぎやしないか、総合の間口。

 

そんな仕事も別に不満でもない。

頭を使わず、窓から見える山梨の低いビル群、澄んだ青空、隣のマンションで10階まで冷蔵庫を一人であげてる佐川急便のお兄さんを見ていると、晴れやかな気持ちになる。

 

私用のため、カブトムシの先輩を残し、電車で帰宅することになった。

やっと解放された。

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山梨駅で特に山梨名物じゃないモツ煮を食べた。

おいしかった。

サービスエリアっていいよね

サービスエリアが好きだ。

食堂の伸びたラーメン、割高な揚げ物たち、自販機が並んでいるゾーン、お土産が所狭しと置いてあるゾーン 、煙ったい駐車場

ぜんぶ、なんだか旅がこれから始まるようなワクワク感を感じさせてくれる。

 

だから、サービスエリアが大好きだ。ついつい長居してしまう。

 

先日仕事中に尿意を催し、サービスエリアへ立ち寄った。

高速道路で尿意を感じた時に現れるサービスエリアは、なぜだか、光り輝いて見える。

 

めちゃくちゃ広いトイレで用を済まし、外に出ると家族連れや、修学旅行帰りの中学生の集団、仕事をサボってるサラリーマンがベンチに集まり、各々の時間を楽しんでいる。

 

なんだか、そういう場面は、とても好きだ。

 

フードコーナーで唐揚げ棒的なものを頼み、コーヒーを一口。

 

最近は以前までの寒さを忘れたかのように能天気なまでの暖かさだ。

なぜだかぐっと、空の青色が濃くなり、太陽が近くに寄っているかのように思える。

 

青々とした若葉の香りが鼻をくすぐる。

 

半分氷が溶けたアイスコーヒーに気づく。

 

サービスエリアの、魔力にやられ少し時間が経っていたようだ。腕時計を見る。

 

 

 

 

あっ、やべ。

 

会社戻る時間だ。

 

やべっ。

 

急いで車に飛び乗る。

 

今日の天気は晴れのち桜。

じっくり桜を楽しめるほどに道は混んでいた。

 

この数時間後、私はまた、上司に怒られるんだろうな。

 

そんな予感を感じさせないほど、春の陽気は燦々と輝いていた。

前歯の爆散(4度目)

まただ。

 

また前歯が爆散した。

 

もう俺の前歯は完璧に歯ではない。

プラスチックだ。

前プラスチック。

 

今回の爆散は真っ当な理由がある。

前歯の爆散に真っ当もクソもないが。

 

前回までの爆散はホタテを噛んだから。

前歯の脆弱さがシングルのトイレットペーパーとどっこい。

 

今回は朝起きたら割れてた。

しこたま飲んでどっかで転んだらしい。

らしいというのは忘れていたからだ。次の日から同席していた会社の上司たちがすごくよそよそしい。きっとすごい失態を明かしているに違いないが、怖くて聞けない。

 

 

アスファルトVSプラスチックでは、プラスチックが負けるのが道理だ。故に今回は真っ当。

 

歯医者に行った。

 

パテを固めたやつをボンドでくっつけるしか無いと言われた。

俺の口中でDIYしようとするな。

でも、お願いします。

 

今後一切厚めなハムなどは食べられなくなるらしいが、しょうがない。

 

医者はボンドで僕の前歯の欠けた部分へパテを塗りながら「おかしいな…。この歳でこんな状態に…?おかしいな…。若いのに…。おかしいぞ…?」としきりにいっている。

 

おかしいのは、俺もわかってる。

 

無事にボンドをつけ終えた。

 

会計を済まし、お腹が空いたのでモスバーガーを食べに行く。

 

 

モスチキンにかぶりついたら前歯が爆散した。

 

誰か助けてくれ。

 

 

かんべんき

今日、ふいに降りてきた言葉

かんべんき

 

乾電池のようで

乾電池ではない。

 

勘弁という文字が入ってるが

やめてほしいこともない。

 

便器という文字が入っているが

うんちをする場所でない。

 

君は誰なんだ、かんべんき。

カンベンキ。

ぜひ日常会話で使いたいものだ。

会社の昼休みでヤギ

メェ〜

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わ〜い

ヤギだ

 

仕事中、昼に立ち寄ったお店にヤギがいた

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メェメェ

 

ヤギがいる店はうまいに違いねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

ヤギと戯れすぎて、ラストオーダーの時間すぎてた。

クソ。

とれたてポエム:美術館でフンフンフン

今日も美術館でフンフンフン。

我が物顔でフンフンフン。

 

ダリなんて、知らないのに。

モネなんて、ギャグマンガ日和でしか知らないのに。

 

あなたと一緒に、フンフンフン。

アメトーークが一番好きなのにフンフンフン。

 

印象派なんて知らないし、どっちがゴッホでどっちがバッハだ。

 

私は明日もフンフンフン。

こんな美術館飛び出して、いますぐモンストしたいのに。

 

ゆっくり歩きながらフンフンフン。

こんな速度で歩いたこと、たぶん無い。

 

人だかりの中でフンフンフン。

この絵がいちばん良い絵なんだな。

 

誰も見てない絵でフンフンフン。

逆に通なんじゃないか、この絵は。

 

パンフレット買ってフンフンフン。

リュックにしまって、1か月は放置している。

 

身なりのいいおじさんとフンフンフン。

このおじさんと同じ価値観であってほしい。

 

美術史を見ながらフンフンフン。

印象派が、いつのまにかキュビズムになったってことだ。

 

帰りの電車でフンフンフン。

私は美術館帰りだぞ。

 

帰りの電車でフンフンフン。

美術館に行ったという事実が大切なんだぞ。

 

自分の部屋でフンフンフン。

モンストでいいキャラがでた。

 

自分の部屋でフンフンフン。

やっぱりモンストおもしろい。

モンスト一番おもしろい。

灯台下暗しレビュー:ガス

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ぬくもり度:☆☆☆☆☆

必需度:☆☆☆☆☆☆

電気で炒めるより炒め物がおいしそうだよね度:☆☆☆☆

 

総評

ガス。すごいです。

正式に言えば、液化石油ガス

プロパンとかいう謎の奴をギュッッとやったら液状になったよ~ってガスです。

 

「ようし!プロパンをギュッとやってみて液状にしてみようかな!?」

なんて考えるやつ、いる?

いました?

 

いたとしても、いじめられてたでしょ?授業中に隣でプロパンをギュッとしてたらいじめるでしょ。

そいつが大切にしているプロパンに、勝手にヒドロキシ基突っ込んでプロパノールとかにしちゃうでしょ。

 

でも、そいつはめげない。永遠にギュッとしてる。プロパン。

なんだか憎めないやつだ。プロパンガス作ったやつ。

 

そんなことはいいとして、マジでガスはいい。

 

無いと死ぬ。超死ぬ。

朝シャワー浴びようと思って、水だったことある?

 

ぼくはあるよ。ガス代滞納しすぎたから。

 

さっっっぶい朝に、温水だと思って、極冷えウォーター喰らってみ?心臓出るよ。

冗談じゃなく、ちょっと口から大静脈的なもの見えたもんね。

 

このときほど、ガスが、ぬくもりが、人間には必要なんだと感じた瞬間はなかった。

私はおろかだった。

ただ、それに気づくには、遅すぎた。

ガスは、愚かな私を突き刺すような冷たい瞳で一瞥し、軽やかな足取りで私の部屋を後にした。

ガスはもう、帰ってこないだろう。

ずっと一緒に過ごしていたガスとの別れは、あまりに唐突で、簡素だった。

私は全裸で凍えながら、ガスと思い出を共にした遺品を見つめた。

もう動かない、給湯器。

チチチチチという音だけを奏でる楽器と化した、ガスコンロ。

湯を忘れたシャワー。

 

文明を当たり前のように享受している私たち人間は、ひとたび文明を奪われると、何もできない豚に成り下がる。

 

私はブヒブヒ言いながら、先輩にお金を借りて、なんとか文明を取り戻した。

 

もう、ガスを決して離しはしない。

私はそう誓い、ガス料金の請求書を窓から投げ捨てた。