友人に誘われ火鍋のラーメンを食べた。
場所は五反田、気温は灼熱。
こんなクソ暑いのに、辛いものを食べたい。
唐辛子でほっぺたをいじめてほしい。
普段汗をかかないような選択を選ぶ大人になったからこそ、あえて汗をしこたまかくような休日を過ごしたい。
そういう気持ちは突如、27歳くらいから現れる。
俺はもう今年29になるわけだからこういった感情はもう顔見知りだ。
どのくらい顔見知りかというと、高校一年の時に同じクラスだったやつが2年に上がって別のクラスになったけど、たまに選択授業で一緒になるくらいの顔見知り具合。
あの感情ってなんなんだろうな。
俺はこういう、他人じゃないけど友人じゃない人がたくさんいる人生を送っている。
火鍋ラーメンを一緒に行った友人は、完膚なきまでに友人なので助かった。
ほんと助かった。
火鍋ラーメンは美味しかったし、激辛まで選べたけど中辛にしたからお口的にはギリギリセーフで、辛いもん食べたい欲とうめーもん食べたい欲が満ちたから、これまたよかった。
友人と「中辛を選んだ我々は、いかに聡明か」という話を5時間で8回くらいしたと思う。
とはいえ、おしり的にはギリアウトだったらしく
翌日までおしりの大事なところの円周をスパイク履いた高校球児がしばらくマラソンしてた。