座りやすさ:☆☆☆☆☆
文化的度合:☆☆☆☆
安全性能:☆☆☆☆
いまから椅子のことをたくさん褒めてあげたいと思います。
椅子のここがステキ「疲れにくい」
椅子といえば、座る。
椅子と座るという行為は切っても切り離せない存在でしょう。
靴にとっての足、たたきキュウリにとっての塩昆布と同じ存在です。
欠かせません。
椅子に座っていると
立っているときより脚部にかかる負担がグッと減ることが科学的に立証されています。
やっぱり椅子って最高ですよね。
こんなデータも取られています。
正座のスペシャリストの約半数が椅子に座ることを推奨しています。
これには驚きです。
私の脳内に潜むお坊さんだとしても、説得力のあるデータですよね?
椅子の癒し力は凄まじいのです。
動物園において立つことを強いられているプレーリードッグも、きっと椅子の存在を知るや否や、おしりをどかっと椅子においてしまうことでしょう。
それだけの魅力が、椅子にはあるのです・・・。
椅子のここがステキ:椅子に座ると頭がよさそうに見える
これは私の大発見なのですが、床に地べたに座るより
椅子に座っていると「あ、この人、知性があるな・・・」となります。
私の類まれな観察眼によると、どうも日常的に椅子に座っている動物は地球上に人間だけのようです。
サルくらいになると木の枝とかに座っているので
知性がある動物であるほど、地面に座ることを嫌がる傾向にあるのでしょう。
コンビニの前にたむろしている若者をご覧になられたこともあるでしょう。
僕はあの光景を見るたびに「バナナの剥き方について会議を開いているゴリラ」と錯覚してしまいます。
地べたに座っている人間は地面からずるずる知性を引っ張り出されているのです。
お尻の穴から知性が漏れ出ています。
しかし、コンビニの前で椅子に座っている若者がいたら
「まあ、たぶん悪いことはしないだろうな・・・」と感じることでしょう。
椅子があるだけで品格が上がる。
なんと便利なアイテムなんでしょう・・・。
椅子のここがステキ「安全」
みなさんが椅子に守られていること、気づいていますか?
もしも、もしもジェットコースターにたちっぱで乗ることになったらどうでしょう。
首はぐらんぐらん、足はがくがく。一回転でもしようものならスポーン!と安全バーの隙間から飛び出て観覧車に槍のごとく突っ込んでいくことでしょう。
車に椅子がなければエアバッグがみぞおち直撃です。
そして車椅子を使用できなければみんな「羊たちの沈黙」で護送されるレクター博士のようになってしまうのです。
椅子があるからこそ、生きながらえているということを、肝に銘じていきたいですね・・・。
椅子を信仰せよ・・・・。