しゅどんどんずんどこブログ

書いちゃうよ~!

アキバにいったよ【メイド喫茶編】

~前回までのあらすじ~

 

 

 

 

デカ盛り食べて吐きそう。

 

 

 

 

~以上~

 

 

おなかの中でナポリタンがぎちぎちに詰まっています。

秋葉原はそんな僕のピンチとは裏腹に賑わう午後1時を迎えました。

 

まだまだ休日は始まったばかりです。さあ次はどこに行こうかな?

 

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神田くん「メイド喫茶に行きましょう。」

ぼく「ああ~・・・。」

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神田くん「行きましょう。」

ぼく「はい。」

 

 

メイド喫茶に行くことになりました。

 

探索すると秋葉原にはあるわあるわ。

メイド喫茶にとどまらず男装喫茶、男の娘喫茶やキツネっ娘喫茶・・・。

人の欲望を押し固めまくった町、それが秋葉原ですね。

 

今日ははじめてコンセプトカフェに行くということで、オーソドックスにメイド喫茶に行くことになりました。

 

雑居ビルの2階に居を構えるメイド喫茶に突入します。

 

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神田くん「風俗がはいってるビルとおんなじ構造ですね」

 

神田くんがなにか不穏なことを言いましたが、意を決して夢への扉を開けてみましょう。

 

 

ギィ・・・(扉の音)

 

 

 

「「「ご主人様のご帰宅でぇ~~す」」」

 

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・・・なんか居酒屋でよく聞く「お客様のお帰りでぇ~す!」と同じテンションだな・・・。思ったのと少し違うな・・・。

 

内装は全体がまっピンクで瞳孔を刺激し、急激に視界が狭まってきます。

なんとか手探りでチープな椅子と机にたどり着き、着席に成功しました。

 

するとすぐにメイドさんがやってきました!うほほ~!どれどれぇ~~~?

 

 

 

 

 

 

・・・ああ、なんか、中学時代に担任とやたらしゃべっているけど友達があんまりいないタイプの子が来たなぁ・・・。ライトノベルをカバーつけずに読んで、話しかけてもらうの待ってるタイプの女の子だなぁ・・・。感情移入しちゃうなぁ・・・。

 

友達いなさそうなメイド「ご主人様は初めてのご帰宅ですかぁ~~??」

 

またシステムの難しいタイプの居酒屋みたいな言葉をいただきました。

ニュアンス的に「お客様、初めてのご来店ですか」となにが違うのだろう

 

修学旅行で当たり前のように余り物のグループに入れられてお母さんからお小遣いでもらった5000円を帰りの駅で使い切ってしまいそうなメイドさんは説明を続けてくれました。

 

友達0人メイド「うちはぁ、チャージ料を500円で、チェキをとるにはこちらの1000円のドリンクを頼んでいただきます~!」

 

ええ・・・。チャージ料って言っちゃった・・・・。

なんか、こう、「おまじない料」とか「おこづかい」とか言ってほしかった

 

 

神田くん「じゃあ僕はおまじない☆かふぇお~REで。」

ぼく「あ、じゃあ、ぼくはメイドさんの愛情たっぷり手作りカクテル(チェキ撮影付き)で・・・。」

 

陰キャラメイド「かしこまりましたぁッ☆失礼しまぁ~す」

 

 

 

 

・・・ふぅ・・・。なんか全然思っていたのと違うなぁ・・・。

これじゃ神田くんもそんな楽しめてないんじゃないかなぁ・・・。

 

 

 

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神田くん「・・・。」

 

あちゃァ!やっぱり怒ってる・・・?

 

 

 

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神田くん「・・・さっきの子、かわいかったですね・・・。」

 

 

あ、ご満悦だった。

ご満悦の顔してくれよ。表情筋、死んでんの?

 

 

 

 

神田くんのご満悦は置いといて、やっと慣れて視界が広がってきたのであたりを見回しました。

 

よく見ると結構かわいいメイドさんもいるなぁ・・・。

ステージがあるし、ショーとかも見れるのかも・・・。

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オタク「おほっほぉ~!!この前の撮影会、リコリン、こなかったじゃぁん!なにやってたのぉ?おほぉ~!」

限界っぽいオタクもたくさんいるけど、それもそれで風流だなぁ・・・。

 

 

 

 

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あ・・・。ふっとい魚肉ソーセージがある・・・。

いや、ちがう、あれメイドさんの足だ・・・。ごん太だ・・・・。

食いごたえありそうだな・・・。ニーソックスも天寿を全うしようとしている・・・。

 

 

 

 

 

 メイド「おまたせしましたァ~!」

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異常にチープな飲み物が運ばれてきました。

うっひょ~。おままごとみたいなクオリティだぜ・・!

 

メイド「それじゃあ、もっとおいしくなる魔法をかけますね~!一緒に萌え萌え・キュン☆と唱えてください~!」

 

 

きた!これだ!

これがほしかったんだ!

 

 

 

ぼく・メイド・神田くん「「「萌え萌え・キュン☆!!!!!!」」」

 

メイドさんの魔法がかかったメイドさんの愛情たっぷり手作りカクテル(チェキ撮影付き)を早速飲んでみましょう。

 

ジュルリ・・・ジュル・・・。

 

 

うん!着色料の味がすっごい!あとなぜかしょっぱい!ドジって味の素、入れちゃったのかな・・・???

 

 

 

ぼく「神田くんのおまじない☆かふぇお~REはどう???

 

神田くん「しゅうとさん。」

ぼく「ん?」

 

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神田くん「めちゃくちゃおなかが痛いです。」

ぼく「え?」

 

神田くん「・・・トイレ行ってきます・・・。」

ぼく「うん・・・。」

 

~5分後~

 

 

トイレから帰ってきた死にかけの神田くん「・・・」

 

ぼく「・・・」

 

死にかけ神田くん「・・・ぼく、魔法防御力よわいっぽいです」

 

ぼく「そう・・・。」

 

 

 

 

 

メイドさんの魔法力を込めた、おまじない☆かふぇお~REで

神田くんはぎりぎりになってしまいました。

 

 

突如、店内BGMが鳴り響きました。

 

 

ごんぶとメイド「いまから定例ライブがはじまりま~~~す!!!!」

 

ぼく・神田くん「!?」

 

つづく