しゅどんどんずんどこブログ

書いちゃうよ~!

お~~い!!!インスタグラム有効活用してる女子~~~!!

お~~~~い!!!インスタグラムを有効活用している女子や~~~い!!!!

自撮り写真を撮るときにうつむきがちで目をつぶるタイプの女子や~~~!!

好きだぁ~~~!!!!!!!!

 

まあ取り乱したわけだが。

インスタグラムを有効活用している・・・というと語弊がありそうだが、つまり「ツイッターよりもインスタグラムを中心に活用している、不特定多数に報告することが多い女子」と表記しても構いません。

 

リア充とも呼べるかもしれませんが、スポーツとかはがんばってないタイプの女子がいいんです。

中学校、高校共に帰宅部なのに友人が多く、学校帰りに盛り場に赴きプリクラをとる制約がある女子。私はそういった女子にあこがれがある。

 

 

 

そもそも私は根暗だ。

中学校、高校の時に女子としゃべったことなど数回しかない。しゃべったとしても脳みそが危ない方向に瓦解している女子だ。8割がた手首に刻印を刻んでいた。

 

 

わたしは合唱部に所属し、夏休みなどは朝から夕方まで汗だくになりながらどこぞの民謡を歌っていた。それはもうのどが擦り切れるほどにうたっていたし、メガネで天パーだった。

 

ぐるぐる天パーでウルトラマンセブンの目元の形によく似たメガネをかけた私が青春を切り売りして民謡を歌っている一方、帰宅部のイケイケ女子たちは年上の男性と月刊マーガレットに乗っているような甘酸っぱい思い出を作っていたわけだ。

 

そういったイケイケ女子どもは年を経て、つばのひろい帽子はかぶるし、相方ちゃんの誕生日には暗いカフェを貸し切ってサプライズパーティをするし、クラブでシャンパンの味を覚え、エグザイル風味の男性たちと何のつながりがあるかもわからないLINEグループを作る。

 

 

そんなイケイケ女子たちを見て

アホらしいアホらしいと自分に嘘をつくのはヤメだ。

ものすごくうらやましい。

 

 

自分がまったく関係のないところに位置する女性だからこそ、余計に憧れてしまうのだ。

絶対に自分の手には届かない。そんなものにどうしても憧れてしまう。

人間は空を飛ぶことを夢見るし、地底人は太陽を見てみたいと思うのは自然の事だ。

 

わたしだって、夏になったらあたりまえのようにバーベキューをしてみたいし、男女グループでカラーラン等のフェスに参加して「これこそが一生の思い出なのだ。」と感じたい、そしてそれらの写真をインスタグラムにお洒落に乗せて「どうだ。私は勝ち組なのだ。」と不特定多数に知らしめたい・・・。

 

だがしかし、道筋が一切見当たらない。

 

それもそうだ。私は集団で話をするのが苦手だ。

 

イケイケ女子、およびイケイケ男子は単独で行動をしない。4人以上の群れを作り、盛り場を闊歩する習性がある。ときおり雄たけびをあげ、ピースサインは裏を向ける。

 

群れの中での私は、しゃべり方がわからない。人がしゃべっているところを切り込むところが出来ないし、そもそもイケイケ女子と男子の会話に全く興味がわかないので脳みそが聞くことをシャットダウンしてしまう。

 

1対1はこう見えて自信がある。心理学の本を大量に読んだことが功を奏したに違いない。また、エグザイルやジェイソウルブラザーズに一切興味がないのに無心で聞きまくったことも効果を出している。

 

しかし、しかしだ。ここでまた問題が出てくる。

 

イケイケ女子は単独だと、「イケイケ女子」じゃなくなってしまう。

 

 

そこはさすがにイケイケ女子も人間だ。人と人とのコミュニケーションをとらなくてはいけないことを知っている。きちんとした大人だからだ。

 

イケイケ女子も1対1なら真面目なこともしゃべってくれるし、コイバナもきちんとした考え方を持っている。仕事も真面目にやっているし、それなりに愚痴もある。家族の事も大切にしている。

 

しかし、それでは、「ふつうの女子」なのだ・・・・。

私は普通の女子ではなくイケイケ女子にあこがれている。

手の届かない存在が手に届いてしまった瞬間に輝きを失ってしまう。

 

人間だってあんなに空を飛びたがっていたのに今となっては飛行機はただの交通手段に成り下がってしまっている。そういうものだ。

 

ああ、このジレンマ。

それでもわたしはいつだって追い求めている。

インスタグラムに相方のバースディを祝う、そんなわたしを

今日も夢を見て、眠りにつくのだった。